01/21
2025
ARBORとIntelと連携して、次世代IoTソリューションを提供する
組み込みコンピューティングソリューションのリーディングプロバイダーであるARBOR Technologyは、Intel Atom X7000REプロセッサを搭載した新しい組み込みエッジコンピューティングおよびIoTソリューションシリーズを発表しました。

IoTとエッジコンピューティング展開に最適なプラットフォーム
企業はますます複雑化するIoTアプリケーションシナリオに直面しており、より信頼性が高く効率的なエッジコンピューティングプラットフォームが求められています。これらの課題に対応するため、私たちは新しい製品シリーズを開発しました。
IoT及びエッジコンピューティングアプリケーション向けに特別に開発されたこのシリーズは、高性能、低消費電力、高い統合性を提供し、顧客により多くの柔軟性と信頼性を提供します。
産業環境のニーズに対応
Intel Atom X7000REプロセッサは、低消費電力と広い動作温度範囲で強力な計算能力を提供し、過酷な産業環境に適しています。豊富なI/Oインターフェース、最大9レーンのPCIe Gen 3、ディープランニング推論機能を備えたIntel UHD Graphicsにより、高度なシステム統合と信頼性を必要とするアプリケーションに対応できます。
エコシステム対応のカメラモジュールにより、システムインテグレーターは市場投入までの時間を短縮できます。Intel TCCおよびTSNは、ロボティクスなどのレイテンシ制約のあるIndustry 4.0ワークロードに対応し、産業使用条件下での高い稼働率を確保します。
ARBORの革新的な組込みコンピューティングソリューションで先手を取る
ARBOR Technologyのプロダクトマネージャーであるジェイソン・チュー氏は、「Intel Atom X7000REプロセッサの強力な機能をお客様に提供できることを嬉しく思います。EmCORE-iX700及びEmQ-iX702のような製品は、リアルタイムでの物体追跡、欠陥検出、物流仕分け、交通流予測、製造ラインでの違反検出に最適です。これらのソリューションは、私たちのお客様が製品開発を加速し、競争の激しい市場で際立つ手助けとなるでしょう。」と述べています。

特徴
- Intel® Atom™プロセッサx7000シリーズ及びNシリーズをサポート
- 1 x DDR5 SO-DIMMスロットをサポート
- 2.5 Gigabit Ethernetポート
- LVDS、アナログRGBポート、HDMI及びDPポート(三つの独立したディスプレイをサポート)
- 2 x USB 3.2(Gen 2)及び4 x USB 2.0ポート
- 1 x M.2 M-key及び1 x SATA 3.0
- 1 x M.2 E-key及び1 x M.2 B-key
- 拡張動作温度範囲:-40 ~ 85°C(WTシリーズ)
- コマーシャル動作温度範囲:-20 ~ 50°C

特徴
- オンボードIntel® Amston Lake SoCプロセッサ
- オンボードLPDDR5 4GB/8GB/16GB SDRAM
- 1 Gigabit Ethernetコントローラ
- デュアルチャンネル24ビットLVDS及び1 x DDIポート
- Qseven 2.1仕様準拠