09/10 2025

ARBOR Technology、新しい AEC-2000 シリーズ AI エッジコンピュータを発表。新ブランドスローガン「From Edge to Action」を公開

ARBOR Technology は本日、最新の組込み型 AI エッジコンピューティングプラットフォーム AEC-2000 シリーズ を発表しました。本製品は NVIDIA® Jetson Orin™ Nano モジュールを搭載し、スマート交通、マシンビジョン、スマートシティなどのアプリケーション向けに設計されています。AEC-2000 シリーズは、エッジ AI 分野における ARBOR の技術力と革新性を示しています。
ARBOR Technology、新しい AEC-2000 シリーズ AI エッジコンピュータを発表。
新ブランドスローガン「From Edge to Action」を公開
AEC-2000 シリーズ は、高性能・低消費電力・堅牢設計を兼ね備えています。Super Mode コンピューティングをサポートし、1,024 コア GPU と 32 Tensor コアを活用して複雑な AI 推論タスクに対応します。-25°C~50°C の広い温度範囲で動作し、DC 9–24V の広範囲入力に対応。さらに GbE、USB 3.2、HDMI 2.0 など多彩な I/O を提供し、過酷な産業環境での導入に最適です。

製品発表に合わせて、ARBOR は新ブランドスローガン「From Edge to Action」を導入しました。これは、エッジコンピューティング技術を通じて顧客が革新的なアイデアを現実化できるよう支援するという同社の取り組みを反映しています。

ARBOR は、AEC-2000 シリーズは単なるハードウェアのアップグレードではなく、エッジ AI アプリケーションの重要な推進力であると強調しました。スマート製造、交通監視、小売分析などの分野で、より迅速かつ正確な意思決定を支援します。今後も「From Edge to Action」というブランドビジョンのもと、産業全体での AI 技術の実用化を推進していきます。

AEC-2000 の主な利点

過酷な環境に対応するコンパクトで堅牢な設計

AEC-2000 はファンレスのアルミ合金構造を採用し、サイズは 130 x 82 x 49 mm、重量は約 1.5 kg。-25°C~50°C の広温度範囲で動作可能で、市場の他製品と比較して車載やモバイル用途などスペース制約のある環境で優れた柔軟性を提供します。

多彩な I/O と拡張性による柔軟な統合

本システムは 2x USB 3.2、1x HDMI 2.0、1x GbE LAN、さらに NVMe SSD や Wi-Fi モジュールをサポートする M.2 スロット(M-Key と E-Key)を搭載。高速データ転送や無線接続を求められるエッジ AI シナリオに最適です。
ARBOR AEC-2000 シリーズ

主な特長

  • NVIDIA® Jetson Orin™ Nano をサポート、Super Mode 対応
  • 1 x GbE サポート
  • 2 x USB 3.2 サポート
  • 1 x HDMI 2.0 ポート
  • DC 9~24V の広範囲電源入力サポート
  • 動作温度 -25°C ~ 50°C